第18番月輪寺
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鎌倉山と号し、真宗発祥の地。大宝4年(704)泰澄大師が開山した。さらに天応元年(781)光仁天皇の勅を奉じた慶俊が中興した。このとき、地中から得た宝鏡の銘に「人天満月輪」とあったため、寺号に冠した。
その後、空也上人が当地で修行し、念仏を悟り、初めて開いた遺跡の地。法然上人もまた当地で念仏を修せられた。九條兼実は深く帰依して円澄と号し、当地に隠棲。仏教の道を開発した三祖師(法然・親鸞・円澄)相談の地でもある。
承元元年(1207)法然上人と親鸞上人の流罪に際して、当寺において円澄との別離を惜しみ、夫々の木像を刻んで形見とした。それら木像三身は「三祖師像」と呼び、寺宝として伝えられる。
見どころ
堂内に安置してある本尊阿弥陀如来坐像は、恵心僧都源信作とされ、国の重要文化財に指定されています。また、宝物館には十一面千手千眼観世音菩薩、十一面観世音菩薩立像をはじめ多くの重要文化財を安置しています。
眺望にすぐれた境内に親鸞上人の手植えとされる時雨桜があります。別れた法然上人や九条兼実を思う親鸞上人の涙と伝えられています。
年間行事
- 1月元旦 新春護摩
- 4月16日~5月20日 しぐれ桜法要
- 5月5日~7日 永代経
毎月の行事
- 第4週土・日・月 報恩講
- 15日 空也念仏講話
第18番 鎌倉山月輪寺
住所 | 〒616-8456 京都府京都市右京区嵯峨清滝月ノ輪町7 |
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TEL | 075-871-1376 |
FAX | 075-871-1376 |
アクセス |
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