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第21番勝林院(しょうりんいん)

拝観事前予約
団体
勝林院 1枚目
阿弥陀仏に 染むる心の 色に出でば 秋の梢の たぐいならまし

魚山大原寺勝林院と号す。慈覚大師円仁が中国に渡ったとき、声明を持ち帰り比叡山で伝承された。長和2年(1013)寂源がその道場を現在の地に移し建立し、魚山流声明の根本道場とした。
文治2年(1186)の秋、この寺で後に天台座主になった顕真法印の発起により、南都、北嶺の名僧学匠三百余人を相手として、念仏の教えについて論議された大原談義(大原問答)が行われた所である。論議は一昼夜に及び、念仏が他の行よりすぐれていることを法然上人が述べられたところ、顕真や論議参加した者は法然上人の教えを信じ、阿弥陀仏の周りを三日三夜念仏行道したと伝えられている。

第21番 魚山勝林院

住所〒601-1241 京都府京都市左京区大原勝林院町 実光院・宝泉院(3年交代当番)
TEL075-585-5177(代)
FAX075-744-2537 (実光院) 075-744-2912 (宝泉院)
拝観時間09:00~16:00
アクセス
バスでお越しの場合

JR京都駅・京阪三条駅から 京都バス「大原行」で終点 徒歩10分

車でお越しの場合

国道367号線大原三千院周辺で駐車 徒歩10分

拝観事前要予約
団体

ご拝観の際は事前ご連絡(予約)が必要です。

※3年交代当番(2023年4月~2026年3月…実光院担当、2026年4月~2029年3月…宝泉院担当)