第8番報恩講寺
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- 団体個人

承元元年(1207)12月、法然上人赦免の後讃岐の配所からの帰路、海上が荒れた為油生浜に漂着された。この時、土豪孫右衛門や村人が、上人の慈顔温容を拝し、上人のお世話をすると共に本願念仏の御化益を蒙り帰依された。上人がこの地を離れる際には、村人は名残りを惜んでお帰りをお止めしたので、上人は自らのお姿を刻まれ開眼の上、村人に授けられた。またこの余材で百万遍大念珠を作られた。御尊像を安置する為に建立された堂宇が報恩講寺である。
当時は大河堂と呼ばれていたが、後に報恩寺と号し、さらに和歌山の報恩寺と区別するため講の字を加えたという説と、当寺は開山以来、檀信徒の他、講の方々からも熱い信仰を受けて守られ護持されてきたので、「講」の字を入れたという説が伝えられている。
見どころ
- 阿弥陀如来像(座像)
- 法然上人御作の御影(座像)
- 伝法然上人筆の名号(非公開)
- 伝恵心僧都筆の浄土曼荼羅(非公開)
- 法然上人御影の余材で造られた百万遍の大念珠(非公開)
年間行事
- 11月22日~24日 圓光大師大会式
第8番 慈雲山報恩講寺
住所 | 〒640-0101 和歌山県和歌山市大川117 |
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TEL | 0734-59-0185 |
FAX | 0734-59-0185 |
アクセス |
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- 拝観事前要予約
- 団体個人
ご拝観の際は事前ご連絡(予約)が必要です。
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